島村楽器 宇都宮パルコ店 シマブロ

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管楽器選び方のポイント①トランペット編【管楽器通信~ミヤカン~Vol.2】

みなさんこんにちは!宇都宮パルコ店管楽器アドバイザーの岡部です。
地元のみなさんに管楽器のことをもっと知っていただき、より楽しんでいただくために管楽器ブログをはじめました♪楽器の違いやおすすめの小物など、不定期に更新して行きますので、ぜひご覧ください!

今回のお題は・・・

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金管楽器の中で最高音域を受け持ち、華やかな音色が魅力のトランペットです!トランペットは価格の幅も非常に広く、見た目ではほぼ違いが分からないため、どのモデルを購入すれば分からない・・・という方に多くご来店いただいております。
そんな皆さまために、今回は「トランペットの選び方のポイント」をご紹介したいと思います!トランペットは材質や構造によって音色が異なるため、どのような環境で、どんなジャンルの音楽を吹きたいか、どういう音色を出したいかなどによって選ぶポイントがいくつかあるので、参考にしていただけたらうれしいです♪

トランペット選びのポイント

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「ゴールドとシルバーって、違いがあるの?」
と、ご質問をいただくことがとても多いのが本体の『色』に関することです。
実際に使われている金属の材質にもよるのですが、この表面の色の違いは音色が異なるポイントなんですよ。種類はたくさんあるため、ここではよく使われている2種類の仕上げの違いをご紹介します!

①仕上げによる音色の特徴

●ラッカー塗装(ゴールド)仕上げ・・・明るく華やかな音。大きな音もより遠くまで響かせられるので、オーケストラやジャズ、レコーディングで使用されることが多いです。

●銀メッキ(シルバー)仕上げ・・・やわらかく明るめの音。音色の変化を繊細に出すことができ、他の楽器の音色と調和しやすいので、吹奏楽で使用されることが多いです。

※このジャンルは絶対この色でなければいけない!ということはありません。
学校などでは音色を合わせるため同じ仕上げ(色)で揃えるところが多い印象です。ご趣味の方でしたら自分のイメージする音色に合った材質をお選びいただくのも醍醐味だと思いますので、ぜひ店頭で吹き比べてみてください♪

②ベルの材質と音色の特徴

↓『ベル』とは、音が出る朝顔のような部分のこと言います。
余談ですが、画像のようにベルの内側に彫刻が入っているモデルもあります!とっても綺麗です!
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トランペットを作る材質は真鍮(しんちゅう)と呼ばれる金属で、銅と亜鉛でできています。
銅と、亜鉛・・・?
というと想像しづらいですが、私たちの身近なところだと、五円玉の材質がこれにあたります!
管楽器に用いられる真鍮には、この銅と亜鉛の割合によってさまざまな種類がありますが、トランペットに用いられている材質は大きく分けて2つございます。

真鍮の種類

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●イエローブラス・・・明るく張りのある、キラキラした音色が特徴。

●ゴールドブラス・・・ふくよかで、幅のある豊かな音色が特徴。

音色に極端な差があるわけではないのですが、それでも吹いている方はもちろん、聴いている方にもその違いは伝わります。ご自身でまだ音が出せない場合は、スタッフが音を出して実際に聞き比べていただけますので、お気軽にお申し付けください!

③支柱(しちゅう)の有無と本数

『支柱』とは、楽器に息を入れる吹き心地に大きく関わってきます。支柱の数が多ければいいというわけではありませんが、「支柱が1本あると程よい抵抗感が生まれて吹きやすい」という意見も多いです。下の画像の赤い〇を付けたところにある、縦に伸びた金属の棒が『支柱』です!

●支柱がない場合

息を吹き込む抵抗が弱く、ジャズや、ポップスなどのジャンルにおすすめ。少ない息でも音を鳴らしやすいため、初心者さん向けの楽器に用いられていることが多いです。
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●支柱が1本ある場合

適度な抵抗と吹きやすさを両立した、バランスが取れたモデル。ある程度吹けるようになってきた時、しっかり音がまとまって吹きごたえがあるため、主に吹奏楽やアンサンブルなどのジャンルで人気です。
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●支柱が2本ある場合

息を吹き込む抵抗は強まりますが、重厚で最大音量が大きいのが特徴です。音程、音色も安定しやすく、吹奏楽、クラシックなどで活躍するプロ奏者にも好まれています。
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④ベルが1枚取りか2枚取りか

金管楽器の最大の特徴であるこの『ベル』の部分の加工方法にも大きな違いがあります。

1枚取り ・・・1枚の金属を加工して作成

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熟練の職人がハンマーで叩いてベルの形に成形していく伝統的な工法です。つなぎ目が無くベルの先端が薄めになるため、反応が良く伸びやかな音を生み出します。

2枚取り ・・・2枚の金属をつなぎ合わせて作成

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広がりのある部分(ベルの先の広がったところ)と、そうでない部分(ベルまでまっすぐ伸びている棒状のところ)とを別々に成形した後に接合して作られます。ベルの厚みが均一になるため、しっかりとまとまりのある音が特徴です。

今回のまとめ

見ただけでは分かりにくいトランペット。試奏だけでも大歓迎ですので、材質や仕上げの種類をぜひ体感してみてください♪
その華やかに見た目からご趣味ではじめられる方も多いんです!体験レッスンも行っておりますので、気になられた方は下記ホームページをご覧ください。

当店トランペット教室のご案内はこちら
www.shimamura.co.jp

当店管楽器総合ホームページはこちら
www.shimamura.co.jp

ご覧いただきありがとうございました!
地域のみなさまを少しでもサポートし、何かしらお役立ちできるように宇都宮パルコ店は頑張ります!お困りのことなどありましたら、お気軽にご相談ください。
それでは次回もおたのしみに!
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